会社では上司からのプレッシャーを感じ、部下からは脅迫に近い相談を受けストレスを感じる。
疲れ果てて家に帰れば、家事、育児を妻と分担。心休まる時がない。
心が折れそうなギリギリのあなたに提案する内面からストレスを取り除くシンプルでカンタンにできる方法があります。
歩くことで、心を落ち着かせ、疲れを癒す『歩くマインドフルネス』を紹介します。
ぜひ読み進めてみてください。
どういう方に『歩くマインドフルネス』効果的か
この記事では、次のような症状を感じてる方におすすめです。
- 疲れを感じてるけど、原因がわからない
- 休んだつもりだけど、疲れがとれないと感じ
- 集中したい時に、集中できない
私も仕事と家庭でとても強いストレスを感じ、休んでも疲れが取れない、ここぞという時に集中できず仕事のパフォーマンスが落ちるという時期がありました。
自分の仕事だけをやっていた頃から一変してとても強いプレッシャーを受け、ストレスを抱える毎日を過ごした。
そんなとき、たまたまAppleブックで『反応しない練習』という本を購入して読んでみました。
その本を超かんたんに要約するとこんなことが書かれていました。
- 悩みは全て、自分の心が反応して作り出した妄想
- 妄想をしていると気づいたら、すぐに妄想を隔離する
- 妄想をしないトレーニングとして、マインドフルネス(瞑想)がもっとも効果的
マインドフルネスとか、瞑想というと宗教的なものをすぐに連想してしまいますが、宗教とは全く切り離して考えます。
だから、お寺に行く必要も、どこかの宗教団体に属する必要もありません。
時間やスタイルにこだわらず、生活の中のいろいろな場面でこのマインドフルネスはできるのです。
マインドフルネスは、実社会でいろいろなところで採用されています。
マイフルを採用事例
- アップルの創始者スティーブ・ジョブズ氏
- マイクロソフト社のCEOビル・ゲイツ氏
- Google、Yahoo!、メルカリなどの社内研修
- 元大リーガーのイチロー氏
- メンタリストのDaigo氏
なぜこの様な一流の企業や、有名人がマインドフルネスを採用しているのでしょうか?
答えはシンプルで、効果があるからです。
ぜひあなたもマインドフルネスの方法を覚えて、実践し、ストレスから解放されましょう。
『歩くマインドフルネス』とは
まず初めに、聞き慣れない『マインドフルネス』とは何かを説明します。
マインドフルネスとは、現在において起こっている経験に注意を向ける心理的な過程である。
マインドフルネスとは、今この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに捕らわれのない状態で、ただ観ること。
引用元:ウィキペディア
言葉で見ると、わかりにくいかもしれません。
実際にやり始めてみたほうが、理解しやすいと思います。
マインドフルネスは、学問ではなく、実践して役に立つものです。
なぜ歩いてマインドフルネスをするか
マインドフルネスの方法はたくさんあります。
例を挙げてみます。
- 座禅を組んで行う
- ヨガのポーズをとりながら
- 歩きながら行う
- ソファに座りリラックス状態で行う
『歩くマインドフルネス』をおすすめする理由は、初めての方でも比較的、取り組みやすいからです。
足を悪くしている人など、座るのは避けたいという場合でも、歩くマイフルなら出来ます。
私もいろいろと試しましたが、この歩きながらマイフルを行うやり方が一番、集中できました。
おすすめの方法です。
次の章で紹介する具体的なやりかたを見てみましょう。
『歩くマインドフルネス』のやり方
では、具体的に『歩くマインドフルネス』のやり方を解説します。
歩くマイフルのやり方
- まっすぐ前を見て、自然な姿勢を保つ
- 歩いているときは、鼻から出入りする空気の動きにだけ集中する
- 他のことを考えていることに気づいたら、そこで思考を止め、再び呼吸に集中する
文章で書くと、簡単ですね。
でも実際やってみると意外と思う様にできません。
もう少し詳しく解説します。
まっすぐ前を見て、自然な姿勢を保つ
歩く瞑想、マインドフルネスでは、スタイルは気にしません。
服装も、靴もご自由に。
あなたが使い慣れたものが最適でしょう。
座禅のように、背筋を伸ばさなければいけないとか、あぐらは右足が上とか下とか、そんなことを考える必要はりません。
歩くこと、呼吸に集中できるのであれば、良い姿勢である必要はありません。
逆に良い姿勢を保とうとするあまり瞑想に集中できない方がよくありません。
歩いているときは、鼻から出入りする空気の動きにだけ集中する
歩いている間は、ずっと鼻呼吸をしてください。
鼻から息を吸って、鼻から息を吐く。
これを意識的に、吸っていること、吐いていることを観察するのです。
わかりにくいという方は、一度鼻から思いっきり空気を吸んでみてください。
その時、空気が鼻腔を通り抜ける感覚がわかるのではないかと思います。
逆に、思いっきり吐き出す時にも同じように空気の抜ける感覚をえられますね。
歩行中は、思いっきり空気を吸ったり吐き出したりする必要はありません。
あくまでもあなたの普段の呼吸の強さよいです。
また、何秒で息を吸って、何秒で息を吐く、という縛りも必要ありません。
あなたの好きなように息を吐いて、その後に息を吸ってください。
大切なことは空気が鼻腔を行き来する感覚だけに集中するということです。
鼻呼吸に集中することが難しいときは、足が地面に触れる感覚に変えてもよいです。
他のことを考えていることに気づいたら、そこで思考を止め、再び呼吸に集中する
呼吸に集中しはじめて、最初の10秒、20秒くらいは、呼吸を感じていられるでしょう。
しかし、いつの間にか、仕事のこと、家庭のことなどに気を取られていることに気づくでしょう。
気づいたら、その考え=妄想を止め、再び呼吸に集中してください。
慣れないうちは、たった1分間でも、呼吸に集中し続けることは難しいはずです。
まいにち続けると鼻呼吸に集中できる時間が、日に日に長くなることを感じられると思います。
鼻呼吸に集中できるようになったけど、昨晩、妻とケンカしたのがキッカケで、また集中できなくなったよ
ところが、仕事や家庭で起こることは、常に一定ではありません。
トレーニングの末、呼吸に集中できるようになったと思っていても、前の日に奥さんと口論になったりしたら、きっとその事が頭に湧き上がってきて、まったく集中できなくなるなんていうことも起きます。
そうなったら、全く落胆する必要はありません。
それを受け入れ、ふたたび呼吸に集中することです。
なぜ、『マインドフルネス(瞑想)』がストレスに効くのでしょうか。
マインドフルネスとは、「ただ目の前のこと、現実に集中する」こととも言えます。
大切なのは、「今、ここ」なのです。
過去起きたことを嫌な思い出として振り返る、または、過去の延長線上から希望しない未来を想像する。
これらは無駄な考えです。
妄想です。
最高のパフォーマンスを上げるためには、「今、ここ」に全ての意識を集中させることです。
歩いている間に「今、ここ」に集中することができれば、実生活でも「今、ここ」が実践できます。
そうすれば、目の前の事象、データ、または、他人からの説明を聞くことに集中することができるようになります。
今を正確にスッキリと理解できることで、あなたは適切な処理を進めることができるでしょう。
今まで以上に、業務効率が上がっていることを実感できるようになります。
いつでもどこでも簡単に始められて、無料でできるおすすめの方法なので、ぜひ試してみて下さい。
書籍の紹介
歩くマインドフルネス、または、瞑想に興味を持たれた方で、もっと詳しく知りたいという方に、とても役に立つ書籍をおすすめします。
どの書籍も、私も購入し読みましたが、大変読みやすくてお勧めです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
歩く瞑想は、誰にでも、手軽に、無料で始められて、効果の出る方法だと思いますので、ぜひ試してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事があなたのお役に立てることが出来たら、私も嬉しく思います。
これかも、いろいろな役に立つテーマで執筆していこうと思っています。
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