しっかり寝たはずなのに、朝ダルく、疲れが残っていませんか?
それってもしかしたら、睡眠不足かもしれません。
何気なく寝ていると、陥りがちなのが、睡眠不足です。
『毎日ちゃんと寝てるよ』と思っている人は多いはず。
でも、寝て入るけど眠りの質が悪くて、睡眠の持つほんとうのチカラを発揮できていないかもしれません。
睡眠負債が大きくなった時におきる症状
私も、毎日寝ているし、自分は睡眠不足じゃないと思っていました。
でも、朝起きてなんとなく疲れがとれていないという感じが続いたことがありました。
さらに、会社でも仕事に集中できず、会議中に眠気で意識が飛んでしまったことがあり、『睡眠』について調べてみたんです。
睡眠不足によって起きる症状を下のリストにまとめました。
当てはまる項目がある貴方も、睡眠不足かもしれません。
睡眠不足で起きる症状
3つ以上当てはまったら睡眠不足かも。
- 忙しくはないんだけど、なんとなくダルく疲れが残ってる感じ
- 最近、集中力、記憶力、判断力が本来の自分の思うレベルでなくなった
- 最近、イライラすることが多く、怒りっぽくなったと感じる
- 食欲がモリモリあり、ちょっと太ってきた
- 医者に糖尿病、高血圧などの生活習慣病ぎみと診断された
- 朝食食べない
- 喜怒哀楽がちょっとだけ激しくなったように感じる
ストレスの多い社会を生きる大人であれば、1つ以上は身に覚えがあるのではないでしょうか。
睡眠を変えれば人生がかわる!?
睡眠を学ぶ前の私は、仕事に集中できず、イライラしてしまったり、眠気に襲われたりしたことがあります。
ちょっと気になって睡眠に関する本を片っ端から買い集め、読んだ本は10冊。
その本からわかった睡眠の大切さ、すぐに眠れるコツ、質のよい睡眠を摂る方法をシェアしたいと思います。
私も全てできていると言うわけではありませんが、自分にできることから実践したことによって、1ヶ月も経たないうちに効果を感じました。
こんなことならすぐにやっときゃ良かったなぁ、と強く感じたので、今回みなさんにお役に立てればと思いシェアすることとしました。
何か商品を買って、ぐっすり眠ろうというものではありません。
今日からでも,あたなができるところから実践して、ぜひ眠りの質を改善し、すっきりした朝をお迎えいただきたいと思っています。
せひ最後までご一読ください。
眠るってそんな重要なことなの!?
「眠るって、そんな重要なことなの?」と思っている方は多いと思います。
ぐっすり眠るコツを知る前に、睡眠のことちょっとだけ理解を深めてみましょう。
眠りについて
眠りについて、少し理解を深めましょう
- 健康の3大要素「食事、睡眠、運動会」に入るほど「睡眠」は重要
- 人生の1/3は睡眠。質の高い睡眠をとれば人生バラ色
- 睡眠不足を取り戻そうと、休日にたくさん寝ても効果はない
- 睡眠は家計ようなもの。睡眠不足=借金が増えると、金欠と同じように体調に異常が現れる。
- 睡眠不足だと、ほろ酔い気分で仕事をするようなもの
- 量より質、睡眠は最初の90分が超重要
一度は見聞きしたことのある項目があったのではないでしょうか。
次の章でぐっすり眠るための、すぐにできる具体的な方法を見ていきましょう。
すぐに実践できる『ぐっすり』眠るコツ10選
病院に行ってお医者さんに診てもらうことをお勧めしますが、お時間が無いとか、まずはご自身の努力で改善したいという方に向けてシェアさせて頂きます。
わかったことは、しっかり眠るために、多額のお金を払わなくてもいいんです。
大枚を払って手に入れた最高のベッドや枕。きっとそれ相応の効果をえられるかもしれませんが、ここではお金を使わない方法をえらびました。
ぜひ実践してみてください。
ぐっすり眠るコツ 10選
ぐっすり眠れて、睡眠の質を上げられる方法をまとめました。
どれもやろうとおもいえばいつでもできる事ばかりです。
- 生活リズムを一定にする。特に食事、睡眠
- 朝ごはんは、ゆっくりよく噛んで食べる
- 日中に太陽の光を浴びる
- 7〜9時間くらいの睡眠時間をとる
- 寝る前の儀式を決める
- 寝る前は、リラックス
- 寝る前は、ストレッチで心も筋肉も緩める
- 寝る90分前にぬるめのお風呂。足湯、シャワーも可
- ベッドに入ったら、寝室を暗くする
- ベッドに入ったら、何も考えない。羊も数えない
全てのコツを同時に始めるのは大変で、すぐに挫折してしまいます。
できるものからひとつづつ始めることをおススメします。
一つひとつ解説します。
① 生活リズムを一定にする。特に食事、睡眠
生活リズムを一定にするということは、おなじ時間に起きて、おなじ時間に食べて、おなじ時間に寝るということです。
毎日おなじ時間に寝る習慣が出来上がれば、その時間に自ずと眠たくなり、寝やすくなります。
② 朝ごはんは、ゆっくりよく噛んで食べる
朝ごはんは必ず食べることです。
朝ごはんを抜くと脳に必要な栄養が届かないことによりパフォーマンスを落とします。
そして朝ごはんはよく噛んで食べることが重要です。
朝食欲がないという方は、前日の夜ご飯と、寝る前のおやつを見直して、朝に空腹になるような習慣にすることをオススメします。
③ 日中に太陽の光を浴びる
人間も動物です。
さらに、昼間に行動する動物です。夜行性のどうぶつではありません。
その為、人間は陽の光を浴びて、体のリズムをリセットしているようです。
ご自宅でお仕事をする人や、主婦の方など、昼間に外出しないと言う方は要注意です。
④ 7〜9時間くらいの睡眠時間をとる
睡眠時間をしっかりと確保しましょう。
4〜5時間で平気と思っている方は、間違いなく睡眠不足です。
8時間の睡眠をとる場合、朝8時に起床する方は、夜12時までに。
朝5時に起床する方は、夜9時までに布団に入ればOKです。
私は夜10時に寝床に入り、朝5時に起床して睡眠7時間としています。
それでも睡眠時間が足りないと感じる日が時々あります。
⑤ 寝る前の儀式を決める
パブロフの犬をご存知でしょうか。
犬にベルを鳴らした後に餌を与え続けると、次にベルを鳴らすと犬はよだれを垂らすという実験結果から得られた習慣化の理論です。
人間も動物なので、このパブロフの犬の理論を使うことができます。
毎日寝る前にラベンダーの香りを嗅いでから寝ることを習慣づけると、次にラベンダーの香りを嗅ぐと眠くなるんです。
ラベンダーではなくても、あなたの好きなことであれば何でもOKです。
眠りを誘う香りを嗅ぐ、落ち着く音楽を聞く、マインドフルネスをする、など。
選ぶポイントは刺激のないもの、気持ちをかき乱さないものであることが大切です。
⑥ 寝る前は、リラックス
寝る前は心も身体もリラックスした状態を作ること大切です。
寝る前は、刺激のあるものは見ない、聞かない。
激しい運動や熱いお風呂も良くありません。
汗をかくほどの激しい運動なら6時間以上前に、熱いお風呂が好きなら3時間以上前に済ませておくことが良いとされています。
心をかき乱されるようなメールやSNS、テレビを見ることもよくありません。
心乱されると、布団に入ってからも気になってしまい、なかなか眠れないということになります。
自分に合ったリラックス時間を作りましょう。
⑦ 寝る前は、ストレッチで心も筋肉も緩める
寝る前の軽いストレッチは、睡眠効果を上げる良い方法です。
特に腰回り、足の付け根を伸ばすストレッチは、日中の疲れをとりのぞき、寝ている間の血のめぐりを良好にしてくれます。
血の巡りをよくしておくと、ダイエット効果も得られ効果バツグンです。
⑧ 寝る90分前にぬるめのお風呂。足湯、シャワーも可
熱いお風呂は知らずしらずのうちに体力を奪われつかれてしまうのでよくありません。
でも寝る90分前にぬるめのお風呂に入ると、疲れてしまうことはなく、良い効果を引き出せます。
ぬるめのお風呂に入った後、体は体温を下げようとします。
体温が下がると、眠気を感じるのです。
お風呂に入れない場合は、足湯なども近い効果を得られるのでおすすめです。
⑨ ベッドに入ったら、寝室を暗くする
布団に入ったのなら、室内を徹底的に暗くしてください。
部屋全体はもちろんですが、デジタル置き時計の明かりなども睡眠の邪魔になります。
眠りの邪魔になるような刺激のある物をとり除きましょう。
騒音も同じで、できる限り静かな環境をつくりましょう。
⑩ ベッドに入ったら、何も考えない。羊も数えない
寝床に入ったら、あれこれ思い出して眠れなくなる人は少なくないと思います。
快眠の秘訣は、ベッドに入ったら何もかも忘れ、何も考えないようにすると自然に眠れます。
人間の脳は、眠る直前の記憶を、脳に定着させる特徴があります。
寝る直前に、自分の好まないことを考えていると、それが脳に定着し、いつまでも心悩まされることになります。
眠る時は何も考えない。
無になることです。
無になれないのであければ、最低限、好きなことを考えるようにしましょう。
余談ですが、羊を数えるのは絶対にやってはいけません。
小さい数字の時は、脳に負担はありません。
でも数字が大きくなってくると、脳に負担を与えて、逆に眠れなくなります。
また、羊を数える意味は、英語で羊のことを「sheep シープ」と言いますが、英語の寝る「sleep スリープ」に近いので眠る効果があるとされています。
日本語で「羊が一匹。。。」と言っても何ら効果はありません。
続けて、眠りを妨げる良くないことを下のリストにまとめました。
合わせて参考にしてください。
眠りを妨げる悪習慣
良質な睡眠を摂りたいなら、止めておきたいことをリストアップしました。
すぐに止められる事、ちょっと努力が必要なこと。いろいろですが、試してみてください。
- 午後3:00以降にカフェインを摂らない
- 保存料が入っているインスタント食品、ファストフードやハム、ベーコン、缶詰などは1日をとおして控える
- 寝る直前の熱いお風呂
- 夕食に消化の悪いものを食べない
- 寝る前の疲れるような運動をしない
- 寝る前のタバコ、アルコールの摂取
- 寝る前のストレスや刺激
- 寝る前のネガティブ感情、怒り、妬み
- くつ下を付ける
- 睡眠を妨げるものが近くにある状態
- 睡眠薬の服用
- 睡眠時無呼吸症候群や激しいイビキ
いかがでしょうか?
睡眠薬と無呼吸・イビキの以外は、すぐにできることばかり。
すべての項目を同時にやりはじめるのは難しいと思います。
ムリなく始められることから、徐々に増やしていくのがいいでしょう。
私の過去の記事【何をやっても続かない人、必見。やりたいことを習慣できるたった3つのステップ】を参考にしていただければ、習慣をラクに身につけれらる方法を紹介しています。ご参考に。
今すぐ始めて、明日を最高のパフォーマンスに
早く始めれば早いほど、はやく効果を得られます。
でも、いつもの習慣を変えるのは面倒、というあなたに、眠りのすばらしい効果を整理しましたので、みてみましょう。
眠りの効果
睡眠がもたらしてくれる素晴らしい効果リスト
- 記憶の定着力がアップする
- 脳と体に休息を与え疲労回復
- ホルモンバランスを調整
- 免疫力アップ(アンチエイジング、病気になりにくくなる)
- 心の安定
- 昼間のパフォーマンスの向上
- 脳の老廃物を吐き出す
- 筋肉の修復
人生の3分の1をしめる睡眠。
筆者が快眠の本を10冊読んでわかったことは、睡眠が私たちに与えてくれる効果って、こんなにも多いんだということでした。
こんな素晴らしいことなら、やるしかない。
高いお金をはらう必要ありません。
自分の行動だけでできることばかり。
次に体験するのはあなたの番です。
快眠についてもっと知りたい、という方にオススメの書籍
私が読んだ書籍を紹介します。
快眠についてもっと知りたいという方に、とても良い本ばかりです。
ぜひ参考にしてみてください。
おススメ書籍①
おススメ書籍②
おススメ書籍③
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事があなたのお役に立てることが出来たら、私も嬉しく思います。
これかも、いろいろな役に立つテーマで執筆していこうと思っています。
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